/// 歯科大学時代 ///
交通事故にて前歯4本を破折。
神経を失うことに…。
それまで歯石をとること以外で
治療らしい治療をしたことがありませんでした。
この時初めて、神経を失うことの辛さ、
診療台に座った時の患者さんの
不安な気持ち、痛みに直面しました。
/// 1998年 ///
歯科医師国家試験に合格。
/// 2003年 ///
自身の誕生日に“みさ歯科”を開業。
ポーンと飛び込んできた私を、
温かく迎えてくれた地域の皆さんに
とても感謝をしています。
/// 大学進学のため実家を離れて十数年 ///
久しぶりに帰った実家で
初めて気づきました。
プラムやお煎餅など、硬いものが
大好きだった父が
大好きなものを
避けるようになっていたのです。
忙しさのあまり、痛くなると
『抜いちゃってください。』と、
どんどん歯を抜いていたようでした。
歯科医師として、家族の口の中に無頓着だった自分を
反省したのを思い出します。
『むし歯で穴があいた。』、だからなおす。
『入れ歯を作りたい。』、だからつくる。
これは本当に患者さんの気持ちに寄り添ったことになるのか疑問に思うようになりました。“治す”も“作る”も大切ではあるが、患者さんの本当の希望をかなえているのだろうか?
患者さんのお悩みにしっかりと向き合うため、耳を傾けるため、院長である私は“質問型コミュニケーション協会認定トレーナー”の資格を取得し、またカウンセラーであるTC(トリートメントコーディネーター)を導入しました。
それにより、医院が患者さんの話しやすい雰囲気となり、笑顔と笑い声であふれる歯科医院になっていると感じます。
一人でも多くの患者さんのお役に立てるように、学び続けています。